ステンレスパイプの研磨加工

2013-07-08

ステンレスの研磨パイプを製作する場合、市販のシームレスパイプから加工する事が一般的です。

しかし、シームレスパイプはピーリング丸棒などに比べて外径寸法や曲がりに対する規格がゆるいため、加工前に必ず曲がりの修正が必要になります。

なお、溶接管は素材の太さや真円度の精度がより粗いため、センターレス母材には向きません。 

上の画像は加工前のSUS.304シームレスパイプφ60.5で、下の画像は曲がり修正&研磨加工後のφ60 h7公差の製品です。