センターレス研磨加工専門企業・和興の技術は

センターレス研磨専門企業として細やかに、柔軟に対応いたします。

株式会社 和興(わこう)は創業昭和55年。医療用器具などの小さなサイズから、自動車用、工場設備などの大きいサイズ、機密保持により公開できない名前の部品まで、多種多様な鋼材丸棒のセンターレス研磨加工のご依頼に応え、ノウハウ・技術を研鑽・継承・蓄積してきました。

H2Aロケットの部品が、大量生産工場より小回りの利く町工場で造られていることは有名な話ですが、日本のものづくりの拠点は、技術力を人が継承し、高めていくべきと考えています。弊社も、埼玉県の、日本の「ものづくり企業」として、多種多様な依頼に応えられるよう、研鑽を続けています。

外径はφ0.5mm~φ80mm、長さ6mまでのサイズに、また鋼種は、ステンレス鋼全般から特殊鋼まで、あらゆる種類の丸棒に対応します。たとえばチタンやステンレスパイプなど、2ロール矯正機で修正できない曲がりも、1本ずつ丁寧に修正したうえで、ご希望の寸法に、高精度に加工いたします。

さまざまな加工のご依頼事例。特殊な加工は、まずご相談ください。

さまざまなご依頼に応え、創業以来、多くのお客様からご支持をいただいております。
難削材、長尺の加工や、厳しい加工精度などでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ご相談例

  • 欲しい寸法の鋼材が、市販されている規格品にない。
  • ワークが太すぎて(細すぎて)加工できない。
  • ワークが長すぎて加工できない。
  • 削りシロが多過ぎるので切削加工で対応しようとしたが、精度が出せない。
  • 素材は調達したものの、寸法精度や真直度が悪くて自働機にかからない。
  • 特殊な材料のため、思うように加工できない。
  • 一本だけ加工を頼みたいが受け付けてくれる会社が見つからない。
  • センターレス品の入手方法がわからない。

ご依頼につきまして、加工に関してご確認いただきたいこと。

スムーズで円滑・正確な加工・納品のために…

センターレス研磨加工の特徴をご確認ください。

【お預かりする素材の曲がりにつきまして】

センターレス研磨加工の特性上、加工する素材に曲がりがある場合、そのまま仕上がり精度に影響してしまいます。仕上がり製品の真直度(直線の精度)はもちろんのこと、寸法、肌(面粗さ)、真円度、円筒度、すべてに影響します。

弊社ではお客さまからお預かりした素材の曲がりはすべて、ロール矯正やプレス機により極力、修正いたしますが、それにも限界がございます。仕上がり製品の品質のためにも、また加工コストや納期を節減するためにも、なるべく曲がりの少ない素材をご用意していただけますようお願いいたします。

【寸法保証範囲につきまして】

長尺丸棒のセンターレス研磨加工の特性として、両端(棒の先端)部分の寸法が、若干細く仕上る傾向があります。そのため加工の際、太さや公差により、保証範囲を設定させていただいております。

① 外径がφ20㎜以上の製品の場合
⇒丸棒(ロッド)の両端から「外径寸法と同じ長さ」を保証範囲外、それ以内を保証範囲といたします。

(例)φ35mm、h7公差の場合、両端35mmは保証範囲外となります。

② 外径がφ20㎜以下の製品の場合
⇒丸棒(ロッド)の両端から「20mm」を保証範囲外、それ以内を保証範囲といたします。

(例)φ15mm、h7公差の場合、両端20mmは保証範囲外となります。

※寸法公差がh7公差以外は別途ご相談ください。

研磨母材の肌残りは含みません。

【加工納期につきまして】

加工納期は、研磨素材のお持ち込みから、製品の出荷まで最短で1週間いただいております。材料込みの御注文は、素材手配の都合上、最短10日間以上をいただいております。

初めてのお取り引きの場合、製品の出荷は、お引き取りの場合は代金と引き換えにてご納品いたします。発送につきましては、入金確認後とさせていただきます。

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加工可能サイズ、作業工程

外形(太さ) φ0.6~φ80mm
長さ 300mm~6000mm
重量 1本の重量が80kg程度まで

センターレス研磨(研削)加工 作業工程

センターレス研磨(研削)加工 作業工程